まち富谷市 富谷

【富谷市】市制10周年を前に市長が会見で語った「10年」。ロープウェイ「Zippar」は支柱の位置を検討、クマよけ鈴は来年度も配る方向

富谷市の9月30日の記者会見の質疑応答(10月6日確認)で、市長は市制10年で特に印象に残ったこととして病院の誘致とユートミヤを挙げた。都市型ロープウェイ「Zippar」は支柱の位置の検討を進め、クマよけ鈴は来年度も配る方向という。

都市型ロープウェイのイメージ(編集部作成。実際のZipparとは異なります)
都市型ロープウェイのイメージ(編集部作成。実際のZipparとは異なります)
基本情報
会見9月30日(水)、富谷市役所3階会議室
印象に残ったこと総合病院の誘致(東北医科薬科大学)とユートミヤ
新病院仮称「東北医科薬科大学富谷メディカルセンター」、令和13年の開院を目指す
Zippar昨年度の調査で「物理的には導入可能」。今年度は市独自に支柱の設置場所などを検討
クマよけ鈴来年度も新1年生などへ配る方向で検討

富谷市が9月30日に開いた記者会見の「質疑応答の概要」(10月6日確認)に、10月10日の市制施行10周年を前にした市長の受け答えが載っている。10年を振り返って「あっという間の10年間だった」と話し、これからのまちづくりや、公共交通、クマ対策についての質問にも答えた。

印象に残ったのは病院とユートミヤ

10年で特に印象に残ったこととして、市長は町の時代からの念願だった「病院誘致」を挙げた。一度は東北労災病院の誘致が決まっていたが、計画が突然断念され、その後の公募で学校法人東北医科薬科大学を事業者に決めた。新病院の仮称は「東北医科薬科大学富谷メディカルセンター」で、令和13年の開院を目指している。

もう一つは複合図書館の「ユートミヤ」。市制施行の年から整備に取り組み、43回の意見交換の場を設けて、約1,500人から意見を聞いてつくったという。市長は富谷の強みを「市民力」だと話している。

公共交通は「唯一、なかなか難航している」

市制施行のときのアンケートでは、公共交通への要望が圧倒的に多かった。市長は、10年でほとんどの施策を一定の形にできたが、「唯一、なかなか難航しているのが公共交通の問題」と認めた。地下鉄の延伸やBRT(バス高速輸送システム)は、調査をしたものの実現しなかった。

3つ目の候補が、都市型の自走式ロープウェイ「Zippar」。昨年度の導入可能性調査では「物理的には導入が可能」という結果が出た。国の認可がまだ下りていないため、今年度は追加の調査費をかけず、市が独自に支柱の設置場所などの検討を進めている。導入を考えている全国十数の自治体で協議会をつくる準備も始めたという。

クマよけ鈴は来年度も

記者は「今年の春に市内の小中学生全員に配った」と前置きして、クマよけ鈴の来年度の予定を聞いた。市長は、予算編成はこれからとしつつ、市内の目撃が去年より増えていて、ランドセルに鈴を付けて下校する子どもの姿を見かけることから、新1年生などへの配布を「来年度も配布する方向で検討していきたい」と答えた。

ほかにも、念願だった富谷ジャンクションの「フル化」が事業化されたことや、10月10日の花火プロジェクトが例年のおよそ倍の約2,000発になることも説明している。花火については、今年は市役所の駐車場に車を止められないと注意も呼びかけた。荒天なら翌11日に順延する予定だ。成田二期北の工業用地やGX戦略地域の話は、別の記事で伝えている。

編集部より

10月に入ってからも、市内ではクマの目撃が相次いでいる。会見の質疑応答の概要は市のサイトでPDFとして読める。10周年の記念式典は10月10日の14時から富谷武道館で開かれる(参加の申し込みは10月4日で締め切り)。

出典

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