【富谷市】日吉台・鷹乃杜地区で目撃が続く中、市がクマ1頭を10月30日に捕獲。環境省のクマ対策実証事業にも選ばれる

この速報は終了しています。発表元: 富谷市クマ対策本部

富谷市クマ対策本部は、日吉台地区や鷹乃杜地区で複数回目撃されていたクマについて、10月30日(金)15時過ぎに1頭を捕獲したと発表した。同じ日、市は環境省の「市街地等におけるクマ対策に係る技術導入実証事業」の実証地区に選ばれたと知らせた。

「熊出没情報」の文字と、富谷市 クマ出没情報マップ(Googleマイマップ)に並ぶ目撃地点のアイコン
「熊出没情報」の文字と、富谷市 クマ出没情報マップ(Googleマイマップ)に並ぶ目撃地点のアイコン

富谷市クマ対策本部は10月30日(金)、日吉台地区や鷹乃杜地区で複数回目撃されていたクマについて、同じ日の15時過ぎに1頭を捕獲したと発表した。市はかねてから、この地区でクマを捕まえるための対応をしていた。捕獲した場所や、目撃されていたクマと同じ個体かどうかは、市の発表には書かれていない。

市の捕獲の発表は今年2回目

市のホームページによると、市のホームページに載る捕獲の知らせとしては、5月26日(火)に続いて2回目だ。5月は高屋敷地区で目撃が続いたため捕獲用のわなを置き、午前9時ごろに1頭を捕まえた。

市は9月11日に熊谷・日吉台地区、9月30日に富谷高屋敷・杜乃橋地区で、それぞれ「はこ罠」を1基ずつ置いたと知らせている。日吉台では10月1日に日吉台公園付近で2頭、鷹乃杜では10月2日に二丁目で1頭の目撃が発表されていた。

速報・2026年10月2日【富谷市】10月1日夕方、日吉台公園付近でクマ2頭の目撃があったらしい

市は捕獲のあとも、生ごみや要らない果実を外に置かない、早朝と夕暮れは特に気をつける、山林や河川敷に入るときは複数人で鈴やラジオの音を出す、クマに会ったら近づかずゆっくり離れる、の4点を呼びかけている。

11月からAIカメラとドローンの実証

同じ10月30日、市は環境省の「市街地等におけるクマ対策に係る技術導入実証事業」の実証地区に選ばれたと知らせた。環境省の発表によると、全国から56件の応募があり、選ばれたのは10件。事業費は1件あたり1,000万円程度とされている。

富谷市で行う内容は次の4つで、期間は11月から2027年2月までだ。

内容 中身(市の発表から)
クマ通報ダイヤル AIの自動音声で通報を受け、場所の特定の精度を上げる
AIセンサーカメラ 市内6か所に置いて動きを見張る。うち1か所にはスピーカーを付け、避難を呼びかける
ドローン 市内6か所を定期的に回り、うち3か所はスピーカー付きのドローンで出没を抑え、見つけたら追い払う
緊急銃猟の訓練 市内の大型ショッピングセンターの屋内で行う

市によると、カメラは人や車にも反応するが、AIで判定して人や車の画像は消す。ドローンを飛ばす人は市の委託を示す腕章を付けている。ドローンのスピーカーからは、クマを見つけたときだけでなく、巡回中に事業の案内の音声が流れることもある。カメラやドローンの設置場所、訓練をするショッピングセンターの名前と日にちは、まだ発表されていない。

編集のモリより

捕獲で目撃がなくなるとは限らない。日吉台・鷹乃杜の周辺では、朝夕の外出の前に市の目撃情報とクマ目撃情報マップ(Googleマイマップ)を確かめてほしい。11月からは市内でドローンの音声を聞くことがあるが、市の事業だ。問い合わせは富谷市農林振興課(022-358-0523)へ。

出典

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